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秋になったというけれど②(熱中症について)

熱中症予防については環境省がHPで色々な動画を上げています。(https://www.wbgt.env.go.jp/heatillness_library.php)お子さんでも分かりやすいアニメバージョン、女優さんが紹介するもの2種類(暑い夏を乗り切る智慧と技、熱中症の基礎知識)、熱中症対策シリーズ(専門的な情報を提供)の4種類です。

熱中症の応急処置でやることは、①熱中症を疑う症状の有無。②呼びかけに応じるかどうか。③水分を自力で飲めるかどうか。④水分補給後体調が良くなったか。 の、4つ。

①熱中症を疑う症状の有無。

➡めまい、失神、筋肉の硬直、大量の発汗、頭痛、吐気、嘔吐、倦怠感、虚脱感、意識障害、けいれん、手足の運動障害、高体温があるかどうかが一番最初に挙げられます。

②呼びかけに応じるかどうか。

➡眼が虚ろになっていたり、声掛けに応じないなら早急に救急車を呼ぶ必要があります。呼びかけに応じる場合は涼しい場所に移動し、腹を緩め、身体を冷やします。最近では掌をペットボトルなどで冷やすと良いと言われていますが、緊急時は頚、脇の下、太腿の付け根(鼠径部)などの大きな動脈が通っている所を氷で冷やすと良いと言われています。

③水分を自力で飲めるかどうか。

➡自力で飲めるなら飲んで休憩すればいいのですが、飲めない場合は脱水症状が進行する恐れがあるので医療機関へ行きましょう。飲めない時に無理に飲ませることが無いようにして下さい。また、倒れた時の情報をきちんと伝えることで適切な処置がしてもらえます。大量に汗をかいている場合は、水分だけでなく塩分やミネラルも失われているので、スポーツドリンクや経口補水液を飲ませると良いでしょう。

④水分補給後体調が良くなったか。

➡水分補給後、涼しいところで休んでも症状が治まらない場合は、医療機関へ行きましょう。本人が倒れた時の状況を知っている人が付き添って発症時の説明すると良いです。

以上の4つをクリアしたら、安静にして十分な休憩を取り、体調が回復した後帰宅するようにして下さい。

自宅に帰っても、熱が籠っているようなら、水風呂に入るのも一つの手です。クーラーを使ってしっかり体調管理をしてくださいね。ご自愛ください🍀

投稿者

hari_motoan@yahoo.co.jp